毎週のメッセージ

毎週のメッセージ「天の法廷」神の祝福の数々を私はなぜ受け取ることがないのでしょう?(パート2)

親愛なる祭司である聖徒の皆様!

私は使徒ロバート・ヘンダーソン師が天の法廷について教えるために、日本に再び来られたことを本当に嬉しく思っています。

神は本当に私たちの父、私たちの友、また私たちの審判者であられます。先週の「毎週のメッセージ」で見たように、神こそが万民の審判者であられます。

父なる神が私たちの審判者・裁判官であられ、イエス・キリストが天における私たちの弁護人であられ、また聖霊が地上における私たちの弁護者であられます。

サタンが日夜、私たちを神の御前で訴えている張本人であります。サタンが、私たちを攻撃するために合法的権利を探し求めている、張本人であるのです。

私たちの祈りが答えられるか否かにおいて、神の約束の数々がなぜ現われないのかを今週、見ていきたいと思います。

1. 神の種蒔きと刈り取りの法則は、個々人の人生に働いています(ガラテヤ6:7〜8)。

審判者であられる神は、種蒔きと刈り取りの法則に従われます。

2. 私たちが肉のために種を蒔く時、私たちは滅びを刈り取ります(ガラテヤ6:8)。

これは私たちが神の法律に従っていないがゆえに、サタンによって滅ぼされることを意味します。

3. 私たちが御霊に蒔く時、私たちは永遠のいのちを刈り取ります(ガラテヤ6:8)。

「永遠のいのち」とは天国行きのチケットのことではなく、これはキリストにある一人一人の信者に約束された「アブラハムの祝福」であります。

「いのち」とは、神の法律に対する従順のゆえに訪れる、祝福や神の力です。「死」とは、神の法律に対する不従順のゆえに訪れる、呪いです。

4. 私たちが正しく生きることを選ぶ時、刈り取りの時期の季節がやって来ます(ガラテヤ6:9)。

正しく生きることは、サタンが私たちに呪いを解き放つ合法的権利を持たせないようにします。

5. 私たちが罪を犯したなら、私たちは悪魔に場所を与えてしまいます(KJV, NKJV訳「悪魔に場所を与えないようにしなさい neither/nor give place to the devil」)(エペソ4:26〜27)。

「場所」という言葉は、「ある特定の場所・ロケーション」、もしくは「家」を意味します。

もしもサタンが私たちの心に「場所」を持っているなら、サタンは神の祝福の数々を止める合法的権利を持ちます。この箇所で語られている「罪」とは、制御できない怒りであります!

6. 私たちが神に従わないなら、サタンは私たちにとどまります(ヤコブ4:7)。

「神に従いなさい」とは、私たちが世の友とならないことを選ぶことを意味します(ヤコブ4:4)。プライドは、神が私たちを退けてしまうようにさせます(ヤコブ4:6)。

7. 私たちがサタンに立ち向かわない限り、サタンは逃げ去りません(ヤコブ4:7)。

私たちは、どのようにしてサタンに立ち向かうのでしょう? 私たちは堅く信仰に立ち、立ち向かうようにと教えられています(1ペテロ5:9)。

私たちの信仰の言葉は、私たちからサタンが逃げ去るようにとさせます。私たちの信仰はみことばの約束と、預言のことばの約束に立っています。

8. 私たちが神に近づくと、神が私たちに近づいてくださいます(ヤコブ4:8)。

私たちは審判者なる神の御前に来て、私たち自身をへりくだらせなければなりません。私たちは自分の心をきよめることを選ばなければなりません。

私たちは祈りと賛美によって、神に近づかなければなりません。これこそが、神の御前での私たちの祭司のミニストリーです。

●サタンの合法的権利を、どのようにしてキャンセルするのか:

1. 天の父に、イエスの血潮によって、自分と自分の先祖たちの数々の罪をきよめてくださるよう願い求める(1ヨハネ1:9)。

2. 天の父に、サタンがあなたに対して持っている、全ての合法的権利をキャンセルしてくださるよう、願い求める。

3. 契約にある約束の数々を宣言することによって、サタンに立ち向かう。

4. 天の父に、あなたが置かれている季節に、神があなたに解き放ちたい契約にある全ての約束と全ての祝福を解き放ってくださるよう、願い求める。

5. 神のもろもろの祝福の流れが続くよう、常に祈り・賛美する!

すべては万民の審判者であられる王イエスのために!

使徒 ゲヤス・ローレンス

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