聖徒の皆様!
私たちはまだ4ヶ月の回復の季節の ただ中にいます。サタンからの試み(テスト)の季節は終わりを迎えようとしています。今や私たちは、8月末までの「礼拝のテスト」の季節に移り入ろうとしています。最初の2つのテストは終了し、私たちがこの試み(テスト)の季節に合格したことを願っています。
マタイ4章では、新しいミニストリーの季節にイエスが入る前に、サタンがイエスを試みたという記事を見ます。聖霊はイエスを、サタンから試みを受けるために荒野に導かれました。
以下がサタンがイエスに語った、最初の2つの試み(テスト)です:
1.イエスは、神のみこころと外れたことを行なうように言われました(マタイ4:1〜4)。
- これは神の完全なみこころに対する、明確な導き無しに何かを行なうという最初のテストです。
- 私たちは、自分が単に何かをしたいがために、物事を行なおうと決めたのでしょうか?
- 私たちは人生から何を求めているのでしょう? 私たちの肉は何を求めているのでしょう? 私たちは神の完全な みこころを真剣に聞き、また従いたいのでしょうか?
2.イエスは文脈から外れた、みことばの約束に従うよう言われました!
- 神の全ての約束は、私たちの従順がその条件となっています。私たちが神を愛し、神に従うなら、神は私たちを祝福して守ってくださいます。
- 私たちの多くは神の約束が大好きなのですが、御国の法則に従いたくありません。愛の法則は、神の祝福の数々を見るために従わなければならないものです。
- 私たちは憶測によって、神を試みるべきではありません。神と他の人々に対する愛が無いと、私たちは神との交わりから出てしまっています。罪は、神の臨在や力が臨むのを阻んでしまいます。
では、私たちはどのような状態にいるのでしょうか? 私たちがこれらの2つのテストに合格しなかったのなら悔い改めて、神に立ち返りましょう。
しかし今は、3番目の「礼拝のテスト」を見ることにしましょう。
- サタンはイエスに、この世のすべての国々とその栄華を見せました(マタイ4:8)。「栄華(Glory)」という言葉は、「栄誉、賛美と礼拝」を意味し得ます。
- サタンはイエスに、おのれがイエスにいっさいの権力を与えるのだと言いました(ルカ4:6)。
- サタンはすべての国々とその栄光を持っていました。それらがサタンに、アダムによって手渡されてしまったからです(ルカ4:6)。
- サタンは、おのれがこれと思う人にその国の権力と栄光とを与えることができると言いました(ルカ4:6)。
- サタンはイエスに、もしイエスがサタンを拝むなら、イエスはすべてを受けることができると言いました(ルカ4:7)。
私たちは、どのようにして「礼拝のテスト」に合格するのでしょう?
- 「拝む」という言葉は「proskuneo」で、「犬が自分の主人の手をなめるように、接吻すること」を意味します。
- イエスは、私たちは主に仕えなければならないと言われました。「礼拝」とは、神に仕えるライフスタイルなのです。
- 感謝、賛美、礼拝を主に捧げることによって、神に仕えましょう。
- 私たちの日常の生活のために、聖霊に聞き、従うことによって、神に仕えましょう。
- 祈りと執り成しによって、神に仕えましょう。
王イエスに仕える!
使徒 ゲヤス・ローレンス