親愛なる勝利に満ちた聖徒の皆様！

コロナウイルスや、このウイルスがもたらしている影響について毎日聞くにつけ、私たちは依然として王イエスと その御国の霊的法則に信頼しなければなりません。

「コロナ」という言葉は、「頭に冠を載せること」を意味します。これは、あるものが「王」となることを意味します。この世界では、呪いの結果であるところの多くの病気や自然災害、戦争やそのほかのわざわいが存在します。

イエスは言われました。「また、戦争のことや、戦争のうわさを聞くでしょうが、あなたがたは気をつけて、心を騒がせないようにしなさい。なぜなら、これらはすべて必ず起こることだからです。しかし、終わりが来たのではありません。なぜなら民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、また方々にききん、疫病や地震が起こります」（マタイ２４：６〜７、ルカ２１：９〜１１。マタイのKJV訳より。新改訳 第３版は「あわてないようにしなさい」。新改訳2017年版は「うろたえないようにしなさい」。新改訳は「疫病」という言葉を欠く）。

1. イエスは私たちに、これらの事柄は起こっていくが心を騒がせないようにと言っておられるのです！　これは恐れないことを意味します！

私たちの頭に「戴く」のは、何なのでしょう？　信仰、あるいは恐れでしょうか？　愛、あるいは憎しみでしょうか？

以下が、聖書が「冠」について語っている６つのことです：

１.イエスは、「いばらの冠」を与えられました（マタイ２７：２９）。

• 「いばら」とは、「罪を通してこの地上に来た呪いの数々」を指し示しています（創３章）。イエスは私たちの呪いを取ってくださいました。
• そこで、私たちがイエスを王として受け入れるにしたがって、私たちが祝福を語るなら、私たちは祝福の数々を受け取ります。

２.使徒パウロは私たちに、オリンピック競技の「冠」よりも優れた冠を受け取るために私たちは生きるべきであると教えました（１コリント９：２４〜２７）。

• パウロは私たちに、「朽ちない冠」を受けるために私たちのからだを自制し、従わせなければならないと教えています。
• 私たちの主要な敵は、サタンあるいは悪霊どもではありません。私たちの主要な敵は、この競技を走りたくない私たちの からだなのです！

３.イエス・キリストの現れを慕っている人々は、「義の栄冠」を授けられます（２テモテ４：８）。

• 私たちがイエスを受け入れた時、私たちは義の衣を受け取りました。私たちは義のうちに歩むことができるよう、義となったのです。
• パウロは、彼がこの栄冠を受けるようになるのは、彼が戦いを勇敢に戦い、彼の道のり・競技を走り終え、信仰を守り通したからであると言っています（２テモテ４：７）。
• パウロは、私たちが義の栄冠を受け取ることができるよう、私たちが信仰を守る必要があることを説明するために、再びオリンピック競技の用語を用います。

４.私たちが試練に耐え抜いて、主を愛することを続ける時、私たちは「いのちの冠」を受けるようになります（ヤコブ１：１２）。

• 人生のすべての試練は、イエスに対する私たちの愛をためします。私たちの従順が、私たちがイエスを愛しているという証拠です。
• 良い時も悪い時も、私たちは依然としてイエスを愛し、イエスに信頼し、イエスに従わなければなりません。
• イエスは言われました。「死に至るまで忠実でありなさい。そうすれば、わたしはあなたにいのちの冠を与えよう」（黙２：１０）。

５.私たちが、神が私たちにゆだねた人々の世話を進んでするなら、私たちは「栄光の冠」を受けるようになります（１ペテロ５：４）。

• 私たちは家庭の中で、私たちの職場で、社会で、そして教会の中でさえも、人々を愛によって率い、良い模範となるよう召されています！
• 私たちはみことばの真理に従って導き、また誰をもコントロールしようとしてはなりません。コントロールは恐れをもたらします。イエスは選択の自由をもたらしてくださいます！

６.私たちは、「私たち個人の冠」をだれにも奪われないように、でき得る限りのことを私たちはしなければなりません（黙３：１１）。

• 神が全世界を試みる時、私たちは忍耐のことばを握りしめなければなりません（黙３：１０）。
• 私たちは人生における すべての試練や問題は、テストであることをいつも覚えなければなりません。地上での この人生は、問題であふれています。しかし、イエスを依然として愛し、他者を愛していきましょう。

今は、以下のことをする季節であります：

1. 新しい契約にある祝福の数々を宣言する。
2. 賞を勝ち取るために、私たちの前に置かれた競技を走るために、私たちのからだを訓練しましょう。
3. 信仰を守る。
4. 主を愛し、最後まで忠実であること。
5. 神が私たちにゆだねた人々の世話をし、良い模範となる。
6. 忍耐強くあり、忍耐の競技をあなたが走ることを誰にも止めさせないようにしましょう！
7. 地上における王イエスとのいのちの競技は、オリンピック競技よりも もっと重要であるということを覚えましょう。朽ちない冠のために 進み励みましょう！

私は今週の日曜日に、テイモシー牧師とともに説教することを楽しみにしています。私たちは私たちを自由にし、いのちを与えることができる永遠のみことばを教えていきます。イエスが私たちを「王また祭司」としてくださったゆえに、イエスが私たちの頭に冠を戴かせてくださったのだということを知りましょう（黙１：６）。みことばを信じる信仰によって、支配し統治しようではありませんか！

すべては金の冠のために！

使徒 ゲヤス・ローレンス